行松陽介の上海レポート

上海に行ってきたので簡単な旅行記を書いてみます。
10月11日14:40発のフライトで出発。前回Jetstarが機体不良で飛ばず、7時間空港で待たされ、僕にとってはJetstar2回目の事で「I hate Jetstar」と伝えていたので、今回はJALを取ってくれました!やったー!チェックインカウンターで長蛇の列に並ぶ必要も無く、上海まで2時間弱なのに機内食も出て最高でした。
プドン空港で、ロンドンでのショーから丁度同じ頃に帰って来たAsian Dope BoysのHanがピックアップしてくれて、タクシーでいつものホテルへ。Hanはロンドンからのロングフライト中、近くの子供が騒いでいて一睡も出来なかったらしいのですが「あの子は昼間は天使に違いない。でも夜は悪魔だった笑」と笑っていました。優しい人です。Hanは家に帰り、僕はホテルの近くのいつも行くダンプリング屋さんで夕食。
20181016blog
日本でいうと水餃子の様な食べ物です。これは1番安くて7元(120円位)。小さいダンプリングが入っています。安くて庶民的な、こじんまりとしたお店の人はほとんど英語を話せないので注文するのが難しいのですが、このお店はメニューがとてもシンプルで、大きな看板のようなメニューが有るので、それを指差して注文できるのもここに来る理由の一つ。そしてホテルから徒歩3分だし、安くて美味しいのでお腹が空くと大体ここへ。お店の人も変わらぬ顔ぶれで、時に和気あいあいと、時に怒鳴り合いながら笑、営業しています。落ち着きます笑
20181016blog2
20181016blog3
食事を終えてホテルに戻りシャワーを浴びて20時頃に早々と就寝。
二日目。朝食はホテルでビュッフェ。日本では高くて買えないフルーツを食べれて嬉しい。
20181016blog4
お昼は写真撮影のために中国に来ているAZ様と連絡を取り合って合流したかったのですが果たせず、EndyのDaily Vinylにも辿り着けず、結果的に日光浴散歩になってまあ良かったかなと15時頃にダンプリングの大きいやつ(11元。200円位)を食べてホテルに戻りベッドでゴロゴロ。完全に食べて遊んで寝るだけのコジコジモード。
20181016blog5
18:30まで体を休めて、ロビーで待ち合わせてAsian Dope Boysとディナーへ。ここで悲報が。僕の英語力では詳しい事まで理解できなかったのですが、何やら警察の会合、立ち入りが今夜有るとの事で上海のVenue「ALL」が20時オープン、21時スタート、2時クローズに変更を余儀なくされてしまったとの事。 すでに23時スタートの告知が行き渡っている中、当日の夕刻での突然の変更にAsian Dope Boysも悪態をつきながらSNS等で再告知していました。
20181016blog6
20181016blog8
20181016blog9
21時前にALLに到着。USBをチェックし、サウンドチェック。まだ誰もいないフロアで21:30にDJを始めて、本当にお客さんは来るのだろうかと思いながらアンビエントをかけていましたが、22時になるまでには少しずつ人が増えてきて、23時になる頃にはすでに汗ばんだTシャツを脱いでいました。奇声が上がる中、ドリンクを飲み干すと最前列で踊っている人がドリンクを持って来てくれて乾杯したりと、とても楽しくプレイしているとAsian Dope BoysのTianzhuoが「We can play until 3:30」と伝えてくれて、結果的に晴れて6時間プレイできる事に。
途中でトイレに行きたいと思う事も無かったのでフロア後方の様子は一度も見に行けなかったのですが、ブースから見ても人影がたくさん揺れていて嬉しかったです。緩急、ソフト・ハード織り交ぜつつ、ラスト1時間でBPMを150まで上げて行き、最後にCortiniさんの名曲をかけて締めました。
アンコールはNew Order「Ceremony」。中国でもNew Orderで盛り上がる事を確認笑 最初は不安でしたが、最終的に集客は300人を超えたとの事。6時間でもほぼ普段と変わらない動きをしていた(自然にそうなるので)ので、プレイし終えると一気に身体中に痛みが笑 一緒に遊んでくれた人たちとしばらくコンビニ前で呑みながらだべって、タクシーでホテルへ。
シャワーを浴びて少しだけ寝て朝食の時間に起きて食べてまた寝てルームサービスの人が来て起きてダンプリング食べに行ってまた寝ました。ダンプリングは中身で値段が変わります。香菜とお肉が基本的なもので、お肉と椎茸を細かくしたものを混ぜたものやエビとお肉を混ぜたもの、お肉だけのものが僕が行くお店で売っているのですが、前回来た時に食べ比べをしたところ、お肉だけだとあまり美味しくないんですよね。やっぱり餃子とかでも色々と中身がブレンドされて美味しくなるんだなと思いました。
3日目。いつもはホテルでゴロゴロしている事が多いのですが、今回は松永さん(Compuma)に倣って「地球の歩き方 上海編」を買って行ったので、少し観光めいた事もしてみました。でもこの「地球の歩き方」、中国へ入国する時にもし見つかると別室に連れて行かれて没収されるそうです。理由はよくわからないそうですが、この本に注意事項として書いてあります。
それはさておき、ホテルから観光地の田子坊(デンシボウ)が歩いて10分位で行けることが分かったので行って見ました。土曜日の田子坊はたくさんの人で賑わっていました。
20181016blog10
田子坊は有名な画家がアトリエを作ったことで次第に若いアーティストなども集まるようになって形成された一帯だそうです。今は小さなギャラリーや雑貨店、飲食店などがこの一角に所狭しと並んでいます。
20181016blog11
上海でかわいいまる子を発見。
20181016blog12
ソフトクリームのコーンが黒色でした。
建築様式も
20181016blog13
20181016blog14
日本とは違っていて面白いです。
夕食に最後のダンプリング(一番高いエビ入り、と言っても16元、300円位)を食べてホテルでゴロゴロしながら日本ではあまり見る事もないboiler roomを見たり。アイスが食べたいな~と思ってコンビニに行くと、ハーゲンダッツのミニカップが35元。600円位するのでアホらしくなって買うのをやめました。中国の人が日本に来て爆買いする理由の一端が垣間見えた気がしました。
4日目、最終日。最後のランチをAsian Dope Boysと共にし、再会を約束してお別れしました。左がTianzhuo、右がHanです。
20181016blog15
20181016blog16
上海は今回も最高でした。おわり
(行松陽介)
広告

Music web magazine | AVYSS様からショート・インタビューを受けました。

レコードを売る生活『naminohana records』

もうDJやっていないし、以前働いていたレコ屋時代を知る方しか、どういう経緯で儲かるわけがないレコ屋を始めたのか知らないだろうし、今となっては通販のお客さんは私がどういう人物か知る由もないし(昔はWEBショップにプロフィールを掲載していました。)、知ってもらえる良い機会になったような。

内鳴雑記Vol.1

変なご縁でブログを書くことになりました内鳴です。

インベさんから「音楽関係なしに書いてよ!」ってことで昔からずっと観ているスケートビデオのことでも書こうと思います。

2000年ごろからスケートビデオをチェックするようになりまして(偏ってますが)、よく出てくるスポット、技の流行やファッション、BGM、撮影機材まで変化し続け、上手いライダーもいつの間にか消えていなくなったり(捕まってたり)、若いアマチュアのライダーがいつの間にか増えたりしているので観ていて飽きないです。

記憶に残ってるスケートビデオを紹介しようと思います。

2002年のFlip skateboardsからリリースされた「sorry」でのフッテージ

Ali Boulala “Sorry”

“内鳴雑記Vol.1” の続きを読む

2017年の面白かった本

ぜんぜん新譜が届かないので、昨年読んで面白かった本を少しご紹介。

・親鸞と日本主義

戦前の右翼と言えば日蓮主義の印象が強かったので、読んで驚いた。むちゃ興奮したけど、すげー怖い一冊。

http://www.shinchosha.co.jp/book/603814/

 

・ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造

マイアミ生まれの著者が十代の頃にDJをしていた為、マイアミ・ベース以前、モバイルDJチームがしのぎを削っていたころのパーティー描写がリアル(Luke SkyywalkerやPretty Tonyなどの名前が登場します)。もちろん本編も読むべき内容。

http://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013428/

 

・帝国の復興と啓蒙の未来

イスラムから見た世界史~文明論。スケールが大きすぎて、ついていけなかたけど刺激的でした。

http://www.ohtabooks.com/publish/2017/07/18164335.html

 

・チャヴ 弱者を敵視する社会

翻訳を待っていたやつ。

http://www.umitotsuki.co.jp/book/b308805.html

 

・覚醒剤と妄想 ASKAの見た悪夢

タイトルで判断するのはもったいない、妄想について深く考察した本。

http://www.coremagazine.co.jp/book/coreshinsho_023.html

 

 

順不同。2017年は興味深い本に多く出会えた年でした。映画はまったく見なかったな。

 

2016年備忘録

1.PRR!PRR!
http://www.prrprr.pro/
2.FACTORY #09 feat Lena Willikens / 1.09.Sat @Circus
http://circus-osaka.com/events/factory-09-feat-lena-willikens/
3.platform feat DJ Sprinkles aka Terre Thaemlitz / 4.09.Sat @Noon
http://noon-cafe.com/event/platform/
4.誰が音楽をタダにした?
http://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013326/
5.シリア 戦場からの声
http://ab-books.hondana.jp/book/b214586.html
6.WIRED VOL.25 / The Rise & Fall of Silk Road
http://wired.jp/magazine/vol_25/
7.Syncopation Mania / 4.29.Fri @Stomp
http://club-stomp.com/2016/03/26/nmnhn-recs-presents-syncopation-mania/

House&Jungle&Drum&Bassの関係

各地の地下ハウス・プロデューサー達による、ジャングル/ドラムンベースのエッセンスを取り入れることが一つのトレンドとなっている昨今、DJ/ドラムンベース・コレクターの101氏もその辺り気になっているとおっしゃっていたので、遊びとは言え、流行っているからやりました的な安易さを超えた、しっかりした土台や理解があるのかな?とぼんやりと考えていましたが「親がジャングル/ドラムンベース世代で幼少時から普通に聴いていた」という何の捻りもない単純なことに気が付き、それならベース系の人達と同じだからベース・ミュージックとの親和性が高いのも納得だわ~ と、ひとりごち。
 
 
年末に掛けてレコードでリリースされる注目盤をご紹介。




 
DJ Shark – Cat Ears
Gnork – No Gravity
etc…
 
 
こちらはサンクラにアップされているジャングル/ドラムンベース・クラシックのハウス・リミックス。



 
 
後、この関係の元祖といえばSex Tags Mania~DJ Sotofettになると思うのですが、そこからの影響というのもあるのかな?

 
中古屋には格安でドラムンベースのレコードがありますし(ちょっと前、行松が近所の有名店でSource Direct抜いてました)日本のハウスDJ/トラックメイカー諸氏もを掘ってみるのいかがでしょうか。新しい発見があるかもですよ。
 
 
 
※追記1:以前ツイッターで紹介したのですが、Mall GrabのジャングルMIX。ハウス目線で聴いてみて。
 

 
 
 
※追記2:この記事投稿した同タイミングで、こんなヤバめなブツがリリースされた模様。彼らはリアルタイム世代かな。もちろん速攻注文しましたので入荷まで暫しお待ちください。
 

スピリチュアルという言葉

今まで、どちらかというと揶揄するために使用ていた「スピリチュアル」という言葉を、これからは肯定的な意味で使っていこうと思います。

もともとニューエイジ思想や新霊性運動が嫌いで、「スピリチュアリティ」や「スピリチュアル」(スピリチュアル・ビジネスのせいですね)、それにまつわる話、事象、人間関係が苦手でしたが、近年、新世代のハウス・プロデューサーたちが生み出すアンビエント/ニューエイジ(音楽ジャンルとしての)の影響が強い曲の中でも、自然~宇宙との調和や畏敬を感じる曲に「スピリチュアル」という形容がしっくりときました。これは深い精神性という重い意味ではなく、形骸化した軽い言葉と捉えています。

肯定的に捉えることに至ったのはテーリ・テムリッツ氏のDJを体験し、その精神性(まさしくスピリチュアリティ)を勝手に感じ取ってしまったことが大きく関係している気がします。この話はまだ整理、考察出来ていないので、別の機会にでも。